IFRAMEとは、HTMLの文書内にフレーム(場所)を設けて、別のHTML文書やコンテンツを埋め込み配置できるタグのことで、Inline FRAMEの略です。関連性のある記事や画像といった、ページ上に表示したいものが外部でホストされている場合などは、IFRAMEの使用が適しており、サイト内のコンテンツの一部として挿入できます。ただし、IFRAMEの多用はページのカスタマイズに影響が出ることがあるので、注意が必要です。<iframe>~</iframe>と記述し、<body>から</body>のタグの間で使用します。IFRAME内には、細かな役割のある属性を記述します。src属性でフレーム内に表示する内容を指定し、name属性でフレームに名前を付けることで、IFRAMEにリンクの表示先を指定します。属性には他にも幾つかの種類があり、それ等を記入することで、IFRAMEを細かく設定することが出来ます。

SEOの観点から見たIFRAME

SEOの重要な評価指標としてコンテンツの質があります。その観点でIFRAMEをみた場合、実際にそのページに掲載されている情報ではなく、ある場所にフレームを設けて表示されている状態となる為、Googleなど検索エンジンのクローラーに対しては実在するコンテンツとして扱われないという問題があります。その点、IFRAME必要な用途の場合のみに使用するというのが正しい使い方と言えます。