Googleペナルティとは、Google検索エンジンで突然検索結果の順位を下げられたり、検索結果上から削除されたりすることをいいます。なぜこのようなペナルティを受けるかというと、ウェブページ上にGoogleが公式に発表しているガイドラインに違反している事項が存在しているためです。違反内容の例として、コンピュータで自動作成されるページの表示や過度なリンクを作為的に作り出している、オリジナルコンテンツが少ないミラーサイト、隠しリンク等が挙げられます。故意的ではなくともガイドラインに違反した場合にはペナルティが課されるため、サイト運営を行う上でガイドラインの把握は重要です。
手動ペナルティと自動ペナルティ
ペナルティには手動ペナルティと自動ペナルティが存在します。検索エンジンでの順位が下がる等の課されるペナルティの内容に差異はありませんが、異なる点はGoogle担当者がウェブページを見て判断したものか、Googleアルゴリズムによって自動的に行われたかという点です。
手動ペナルティの場合、Googleサーチコンソールに登録しているとGoogleから『サイトの品質に関する問題』と警告メッセージが届きます。そのため、ペナルティを受けていることに気づくことが可能です。その際、ガイドラインに違反している事項のすべてを修正することで一定期間経過後にペナルティは解除されます。
自動ペナルティでは前述したような警告メッセージは届かないため、ペナルティを受けているかいないかは自分で判断するほかありません。ペナルティを受けていると疑った場合にはガイドラインに反していそうな事項について修正し、修正後にGoogleのクローラ―がサイトを巡回確認した際にGoogleアルゴリズムが再処理し、ガイドライン違反がないと判断された時にペナルティは解除されます。