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編集部モモイ

AD JOURNAL編集部です。ウェブマーケティングや気になるトピックス、はたまた巷の気になる情報をお届けします。

Google広告(リスティング広告)のキーワード発想のヒント

Google広告を使って、リスティング広告(検索ネットワーク)の出稿を行う場合、キーワードの選定に悩んだことはないでしょうか。キーワード選定は、リスティング広告を出稿する際に重要なポイントになるところです。

Google広告のリスティングにおけるキーワード選定の重要性

Google検索

リスティング広告(検索ネットワーク)に使用するキーワードの選定は、結果を左右する重要な要素です。キーワードの選定は「ターゲットとなるユーザーがどんなキーワードで検索するのか」を想定して、そこに当てはまるように選定を行っていくことが必要です。つまり、キーワードの選定にはユーザーの行動心理の理解が重要

そこで今回は、Google広告を使ってリスティング広告を出向する場合に、どういった軸でキーワーの選定を考えると良いのかをご紹介していきます。

キーワードの選びの基本

ユーザーの目線に立ってキーワードを選ぶ

ターゲットとなるユーザーが「どういったキーワードで検索を行うのか」を想定することの重要性は上記で述べましたが、そこを理解するには実際にユーザーの立場になって考えることが大切です。

 

例えば「スマートウォッチのプロモーション」を例にして考えた場合、ユーザーは下記のような項目を気にしながら商品を購入したり、購入する候補を探したりするはずです。

・電池の持ちはどのくらいなのか、
・自分のスマートフォンとペアリング出来るのか
・あのメーカーのスマートウォッチをもう一度見てみよう
・デザインがカッコイイのはどのメーカーだろうか

このような項目をユーザーの心理として仮定した場合、「スマートウォッチ 充電」「スマートウォッチ Android 」などのキーワードで検索する可能性がありますよね。また「スマートウォッチ おすすめ」なんかも検索するかもしれません。

このようにユーザーの目線に立って、キーワードの軸を考えることが重要です。
行動心理を踏まえた上で、下記のようなキーワードも考慮しながら候補を選んでいきます。

 

固有名詞 単体の一般的なキーワード

いわゆる「ビックワード」と呼ばれるものに多く存在しますが、一般的に検索される固有名詞のキーワードです。

このキーワードの特徴としては、競合が多いため上位表示することが難しいという部分がありますが、上位表示できれば多くのアクセス数、ユーザー数、見込み客を獲得できる可能性があります。
例えば、「ダイエット」や「ラーメン」などのようなキーワードです。

商品の特性から連想されるキーワードを盛り込む

自社商品の特性や強みからキーワードを連想してみましょう。こういったキーワードでは、競合を少なくすることができたり、コンバージョンに繋がりやすいキーワードになります。

例えば、「結婚指輪 セットリング」や「掃除機 安い」といったものです。

自社のサービス名や企業名をキーワードに

企業やサービスの知名度がある場合、他社が全く同様の商品を扱っている場合に当てはまるケースです。本来、自社の企業名で検索した場合、ページの1番上に表示されることが望ましいですが、他社の広告が検索結果の上部を占めていたり、他社のページが上位に表示されている場合など、クリック率が低下することが考えられます。

そういった場合には自社の企業名やサービス名で広告出稿することも検討するべきでしょう。

 

例として「JAL」や「JAL 予約」で検索した場合の検索結果を出してみました。現状、チケット比較サイトや代理店の広告が上位を占めており、公式サイトにたどり着きにくい状況になっています。

jal

公式サイトに行きたいユーザーに取っては不便ですし、他のサイトに申し込むきっかけを与えてしまっている可能があります。このような状況であれば、自社名をキーワードに選択することも考えたいところです。

キーワード選びにはリサーチツールも使おう

キーワードツール

ユーザーがどのようなキーワードで検索するかは、自分の予測だけでは難しいため、ツールを使って、参考データを得ながら行うことも必要です。ここではキーワード候補の選定に便利なツールをご紹介します

Googleキーワードプランナー

キーワードプランナーは、Google広告にあるツールで、広告表示したいサイトがどのようなキーワードで検索されるのかを予測してくれたり、予測したキーワードの検索ボリュームなどを表示してくれたりするものです。

初めてGoogle広告を利用する場合には、自分でキーワードを決める場合もありますが、キーワードプランナーを利用してキーワード選定するほうが良いでしょう。

Googleサーチコンソール

サーチコンソールは、自社のWEBサイトの検索トラフィックや検索結果の順位を計測できるGoogleのツールです。自社のWEBサイトに訪れたユーザーが、どのようなキーワードで来たかがわかるため、キーワード選定の参考にすることが出来ます。

goodkeyword

goodkeywordは、Googleサジェストワード(検索入力補助キーワード)を調べることができるサイトで、例えば、「下半身ダイエット」の場合、組み合わせて検索されるキーワードとして「本」や「筋トレ」などが挙げられます。

Ubersuggest

Neil Patel
 
マーケティング戦略やコンテンツ作成に欠かせないキーワード候補を無料で提案。無料キーワード提案ツールUbersuggestなら、完全無料で提案数に制限なし。競合他社よりも上位表示されるコンテンツ作りのヒントが無料で取得できます。

UbersuggestはGoogleキーワードプランナーと同様にキーワードの検索ボリュームや、関連キーワードを洗い出してくれるツールです。

KARABINER

選定したキーワードを掛け合わせるのに便利なツールです。

 

次に広告出稿のキーワードを選定する際に、もうひとつの重要なポイントとなるGoogle広告の掲載順位の基準になる要素についてご紹介します。

キーワードとリスティング広告の表示位置に関係する要素

キーワード毎に入札単価が決められいるのですが、広告予算が限られている場合は下記のような

キーワードの入札単価

Google広告では、広告出稿者が各々設定するキーワードごとの入札単価を競い合わせ、入札単価の高い方が上位表示されます。基本的には1回ごとのクリックで課金されていき、競合が多いほど単価は上がります。

品質スコアの評価

品質面での評価は、「ユーザーの知りたい答えが見つかるか」がポイントとなり、キーワード、文章、クリックされた先のサイトなど、評価は単価だけではなく品質も求められます。

 

ここまで、Google広告などでキーワードを選定するヒントや方法をご紹介してきましたが、キーワードを選定する際には、自社の強みやサイトが表現する内容もしっかり把握することが必要です。